「絵がいっぱいあって、楽しい自分史を作ってほしいんです。」
これが松見光数さんの第一声でした。
戦後の厳しい時代に、ご主人の亡きあと女手一つで育ててくれた、敬愛するお母様への感謝。
子どもながら生活の苦しさを感じていても、むしろ心は豊かさであふれていた幼少時代。
そういうことを、「読みやすくて笑顔になれる本」になるように、一緒に考えながら作りました。
本の後半は、松見光数さんご自身の言葉「みっちゃん語録」です。
毎日毎日、あふれるように生まれてくるという松見さんのエッセイの中から、珠玉の作品を選びました。
決して笑顔だけではなかった。
今も語ることすらできないような苦しいこともあった。
それらを、ご夫婦で乗り越えてきたからこその言葉たち。
きっと心に染み入ります。
そしてスマイルになれるはずです。
どうぞお読みください。
※松見様より、お客様の声をいただきました。